「夜、かゆくて何度も目が覚めてしまう」「どんなに薬を塗ってもかゆみが治まらない」アトピー性皮膚炎において、最も患者様を苦しめるのは「かゆみのループ」です。
東京駒込皮膚科クリニックでは、このつらい症状を根本から見直すため、かゆみの原因物質を直接ブロックする最新の注射薬「ミチーガ(ネモリズマブ)」を導入しています。
当院の山田貴博院長は、本治療における豊富な知見が評価され、製薬企業主催の皮膚科医向け討論会にて特別講演の演者として登壇いたしました。最新のエビデンスに基づいたミチーガ治療と、当院が提供するオンライン診療の利便性について解説します。
Q1. ミチーガとはどのようなお薬ですか?
A.
これまでの治療で十分な効果が得られなかった、13歳以上の中等症〜重症のアトピー性皮膚炎患者様を対象とした注射薬です。
最大の特徴は、「かゆみ」を伝える原因物質(IL-31)をピンポイントでブロックすることにあります。従来のお薬が「炎症」を抑えることを優先していたのに対し、ミチーガは「かゆみ」そのものを素早く抑えることに特化しています。かゆみが治まることで、皮膚を掻き壊す悪循環(イッチ・スクラッチ・サイクル)を断ち切り、結果として皮膚の状態を劇的に改善へと導きます。
Q2. 山田院長が登壇された「特別講演」ではどのようなことが話されましたか?
A.
皮膚科専門医が集まる討論会にて、山田院長はミチーガを用いた最新の治療戦略について講演を行いました。
講演では、実際の症例に基づいた「かゆみの早期抑制がいかに患者様のQOL(生活の質)を向上させるか」という点や、最新の知見についてディスカッションを行いました。当院では、こうした最先端の医療動向を常にアップデートし、日々の診療に還元しています。
Q3. 通院の負担が心配ですが、遠方からでも治療は可能ですか?
A.
ミチーガは「4週間に1回」の投与で済むため、他の注射薬(2週に1回など)に比べて通院回数が少なくて済むのが大きなメリットです。
さらに、当院では専用システム「ヒフメド」を活用したオンライン診療を導入しています。
全国どこからでも受診可能:
山梨や大阪など、遠方の患者様も継続的にサポートしています。
LINEで経過報告:
患部の写真をLINEで送るだけで、医師が詳細に状態をチェックします。
通院・待ち時間ゼロ:
定期的な診察はご自宅で完了し、お薬の配送も可能です。
「専門的な治療を受けたいけれど、忙しくて通院を断念していた」という方でも、無理なく治療を継続できる体制を整えています。
Q4. 実際の治療の流れを教えてください。
A.
患者様の安全を第一に考え、以下のステップで進めます。
1. 初診・対面診察:
適切な診断と保険適用の確認のため、最初はご来院が必要です。
2. 院内投与:
最初の数回はクリニックにて医師・看護師が注射を行い、経過を確認します。
3. オンライン診療への移行:
状態が安定した後は、オンライン診療と対面診療を組み合わせた継続治療に移行可能です。
4. 自己注射の選択:
医師が適切と判断した場合、ご自身で注射を行う「自己注射」に切り替えることもでき、さらに通院負担を軽減できます。
Q5. 費用や副作用について詳しく知りたいです。
A.
ミチーガは最新の治療薬であるため薬剤費は高額になりますが、高額療養費制度や自治体の助成制度を活用することで、実際の窓口負担を抑えることができます。
また、副作用やより詳細な薬剤のメカニズムについては、当院の薬剤解説ページにて詳しく解説しています。