ワキガは遺伝する?親から子どもへの遺伝・発症時期を皮膚科医が解説

「自分がワキガだから、子どもにも遺伝する?」
「母親がワキガなら自分もワキガになる?」

腋臭症には遺伝的な要因があります。

しかし、親がワキガだから子どもも必ず同じ程度のワキガになるという意味ではありません。

ワキガには遺伝が関係する

腋臭症には家族性があることが知られています。

特に重要なのがABCC11遺伝子です。

この遺伝子は湿型耳垢と深く関係し、腋臭症とも関連しています。

そのため、家族にワキガの方がいることは判断材料の一つになります。

片親がワキガなら?

インターネットでは「○%で遺伝する」といった数字を見かけることがあります。

しかし、実際の腋臭の程度は単純な確率だけでは説明できません。

遺伝子型と実際にどの程度においが問題になるかを分けて考える必要があります。

そのため、親がワキガだからといって子どもの将来を決めつける必要はありません。

兄弟で違うことはある?

あります。

同じ両親から生まれた兄弟でも、受け継ぐ遺伝的特徴は同一とは限りません。

また、実際のにおいの感じ方や程度にも個人差があります。

子どものワキガはいつわかる?

一般的にはアポクリン汗腺が活発になる思春期前後から目立ち始めます。

小さい子どもの段階で将来のにおいの程度まで決めることは難しいでしょう。

子どもの耳垢が湿っていたら?

湿型耳垢は腋臭症と関連する重要な特徴です。

しかし、それだけを理由に子どもへ「あなたはワキガになる」と伝える必要はありません。

本人が実際ににおいを気にするようになった段階で、適切なケアを考えることが重要です。

ワキガは「遺伝だから何もできない」わけではない

体質に遺伝的要因があったとしても、においへの対策や医療的な選択肢はあります。

遺伝の有無だけではなく、本人がどの程度困っているのかを基準に考えましょう。

ワキのにおいに対する「Swap」という選択肢

ワキガのにおいには、アポクリン汗腺だけではなく皮膚に存在する菌も関係します。

東京駒込皮膚科クリニックでは、ワキのにおいに悩む方に「Swap」を用いた自由診療をご案内しています。

Swapの働きをわかりやすく説明すると、

「においの元になる菌を、においを出さないタイプの菌に一時的に置き換えるケアです」

というものです。

Swapについて

治療内容
においの元になる菌を、においを出さないタイプの菌に一時的に置き換えることを目的としたケアです。

費用 ※自由診療のため、公的医療保険は適用されません。

初診 20,000円 / 再診 17,000円
Swap本体・診察料・送料・資材費・手数料を含みます。

【クリニック情報】

場所: JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩1分