「足の裏に硬いできものができて、うおのめだと思って削ったらどんどん増えてきた」「指先にザラザラしたしこりがあり、爪切りで切ってもすぐに復活する」とお悩みではありませんか?それは「うおのめ」や「たこ」ではなく、人から人へ、そして自分の体のあちこちへうつるウイルス性のいぼ「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」かもしれません。
こんにちは、東京駒込皮膚科クリニックの院長です。当院は山手線・南北線「駒込駅」徒歩1分にあり、豊島区・文京区・北区にお住まいの多くの方にご来院いただいております。いぼは放置したり間違った自己処理をしたりすると、治るどころか周囲にばらまかれて巨大化・多発し、治療に何ヶ月もかかる非常に厄介な状態になってしまいます。手遅れになる前に、お仕事帰りなどにサクッと当院へご相談いただき、確実な治療をスタートさせましょう。
【秒速トリアージ】その症状、放置で大丈夫?今すぐ受診すべきサイン
手足のできものの状態から、受診の緊急度を判定します。まずはご自身の症状をご確認ください。
【今すぐ受診】
- 自分でハサミや爪切りで切ったら、血が止まらなくなったり、赤く腫れて化膿したりした。
- 1つだったザラザラしたできものが、ここ数週間で周りに何個も増えてきた。
- 高齢者の方で、いぼのようなものが急激に大きくなり、出血したりただれたりしている(皮膚がんである「ボーエン病」や「有棘細胞がん」との鑑別が急務です)。
【早めに皮膚科へ】
- 上記と同様
【様子見・早めの相談】
- 指や足の裏に数ミリのザラザラした硬いできものがあり、痛みはない。
- ※放置すると家族にうつしたり、数が増えて治療が長引くため、小さいうちに皮膚科を受診することをおすすめします。
即回答!尋常性疣贅の「よくある疑問」
患者様からよくいただく3つの疑問に、結論ファーストでお答えします。
- 自分でハサミや爪切りで切ってもいいですか?
絶対にやめてください。ウイルス性のいぼは血管を巻き込んで成長しているため、切ると出血しやすく、その血(ウイルス)が周囲の健康な皮膚につくことで、いぼが爆発的に増えてしまいます。 - 市販の「イボコロリ(スピール膏)」で治りますか?
小さないぼであれば、市販のサリチル酸(角質を柔らかくする成分)の薬で取れることもあります。しかし、成分がウイルス自体を殺すわけではないため、根が深いと何度も再発します。また、顔や首のいぼに使うとシミになるため使用禁止です。 - 家族にうつりますか?
うつります。お風呂のバスマットやスリッパ、タオルの共有、または手をつなぐなどの直接の接触で、皮膚の小さな傷からウイルスが侵入します。治るまではタオルの共有などは避けてください。
- 自分でハサミや爪切りで切ってもいいですか?
【専門医の解説】尋常性疣贅の原因とやってはいけないこと
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスが皮膚の小さな傷から入り込み、数ヶ月かけて増殖して皮膚を盛り上がらせる病気です。手荒れやささくれがある方、素足で歩く機会が多い子どもや学生によく見られます。表面がゴツゴツ・ザラザラしているのが特徴で、足の裏にできると体重がかかって平らになり、「うおのめ」にそっくりな見た目になります。
絶対にやってはいけない「禁忌(きんき:やってはいけないこと)」は、「気になって指で何度もいじったり、むしったりすること」です。指先にウイルスがつき、そのまま顔や別の場所を触ることで全身にいぼが広がってしまいます(自家接種といいます)。
当院のこだわりは、ただ削るだけでなく「ダーモスコピー(特殊な拡大鏡)」を用いて、表面にウイルス特有の「点状出血(黒や赤の小さな点)」があるかを確認し、うおのめや悪性腫瘍と正確に見分けることです。
【鑑別疾患比較表】いぼと「うおのめ」の違い
手足にできる硬いできものの違いを表で確認しましょう。
項目 | 尋常性疣贅(ウイルス性のいぼ) | 鶏眼(うおのめ) | 胼胝(たこ) | 伝染性軟属腫(みずいぼ) |
主な原因 | ウイルス(HPV)の感染 | 圧迫や摩擦による角質の硬化 | 広範囲の圧迫や摩擦 | ウイルス(ポックスウイルス) |
見た目の特徴 | 表面がザラザラ、削ると黒い点(出血)がある | 中心に半透明の硬い「芯」がある | 表面はなめらかで厚く硬い | 表面がつるんとして、真ん中がへこんでいる |
痛みの特徴 | 基本的にない(足裏は痛むことも) | 歩くと芯が食い込んで強く痛む | 痛みはない | 痛みはない |
うつるか? | 他の人や別の場所にうつる | うつらない | うつらない | 子供同士でうつる |
当院の「こだわりの治療」と処方の考え方
尋常性疣贅の治療は、ウイルスに感染した細胞を物理的に破壊し、ご自身の免疫力でウイルスを排除させるのが基本です。
① 液体窒素による凍結療法(標準治療)
マイナス196℃の超低温の液体窒素を患部に押し当て、ウイルスに感染した細胞を「凍らせて壊死させる」ことを繰り返します。数日から1週間でかさぶたになり、ポロっと剥がれ落ちます。最も確実で標準的な治療法ですが、少し痛みを伴います。
② 外用薬(サリチル酸)の併用
いぼが分厚い場合は、凍結療法の前に「スピール膏」などのサリチル酸製剤を貼り、角質を柔らかくふやかしてから削ることで、液体窒素の効き目を奥まで届かせます。
③ 内服薬(ヨクイニン)
ハトムギの成分である漢方薬「ヨクイニン」を内服し、肌のターンオーバーを整え、体の内側から免疫力を高めてウイルスの排除をサポートします。
経過シミュレーション:初診から完治まで
液体窒素療法による治療を開始した場合の、一般的な時系列のイメージです。
- 【初診(1日目)】
ダーモスコピーでいぼと診断し、1回目の液体窒素を当てます。治療後は少しヒリヒリした痛みが出たり、血豆のような水ぶくれができたりすることがありますが、正常な反応です。 - 【1〜2週間おきの通院】
1回の治療でウイルスを全滅させることは難しいため、1〜2週間に1回のペースで根気よく通院し、液体窒素治療を繰り返します。 - 【数ヶ月後(完治)】
いぼが小さくなり、正常な指紋や皮膚のシワが復活してくれば完治です。自己判断で通院をやめると、奥に残っていたウイルスから再発するため、医師が「治りました」と言うまで通い続けることが最も重要です。
- 【初診(1日目)】
よくあるご質問
- Q1. 液体窒素の治療は痛いと聞いて怖いのですが…。
- A1. 確かに「冷たい痛み」を伴いますが、耐えられないほどの激痛ではありません。当院では、お子様や痛みに弱い方には、強さを加減したり、痛みのない外用薬(サリチル酸)を中心とした治療をご提案したりするなど、患者様に合わせた対応を行っています。
- Q2. ウイルスはどうやって感染するのですか?温泉に行っても大丈夫ですか?
- A2. ウイルスは健康な皮膚からは入りませんが、乾燥によるひび割れや、目に見えない小さな傷から侵入します。温泉やプールに行くこと自体は問題ありませんが、脱衣所のマットを裸足で歩いた後は、よく足を洗うようにしてください。
- Q3. 子供の足にたくさんできてしまいました。すぐ治りますか?
- A3. 子供は免疫が未熟なため多発しやすく、また足の裏のいぼは角質が分厚いため薬や液体窒素が奥まで届きにくく、治るまでに数ヶ月〜半年以上かかることも珍しくありません。焦らず根気強く治療することが大切です。
- Q4. 何度も通院が必要とのことですが、Web予約は可能ですか?
- A4. はい、スマホから「24時間Web予約」が可能です。1〜2週間ごとの定期的な通院でも、待ち時間を減らしてスムーズに治療をお受けいただけます。
- Q5. 巣鴨や田端から通いたいのですが、アクセスはどうですか?
- A5. 当院は山手線・南北線「駒込駅」徒歩1分です。巣鴨駅・田端駅からは山手線でわずか1駅(約2分)ですので、繰り返しの通院が必要ないぼ治療において、非常に通いやすい好立地となっております。
口コミへのご協力のお願い
- クリニック名: 東京駒込皮膚科クリニック
- 住所: 東京都豊島区駒込2-15-8 駒込ビル2F(豊島区・文京区・北区の境界、駒込駅すぐ)
- アクセス: JR山手線・東京メトロ南北線「駒込駅」北口・5番出口から徒歩1分
- 予約方法: 24時間いつでもネットからWEB予約が可能
当院では、寝不足で辛い思いをされている方が「来てよかった、今夜から眠れそう」と安心していただけるよう、親身な診察を心がけています。もし当院の治療でお悩みが軽くなりましたら、励みになりますので、ぜひ[Googleマップへの温かい口コミ・レビュー]へご協力いただけますと幸いです。
この記事のまとめ
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ヒトパピローマウイルスが皮膚の小さな傷から感染してできる「いぼ」です。手足にできやすく、表面がザラザラしているのが特徴で、足の裏にできると「うおのめ」と勘違いされがちです。自己判断で削ったり切ったりすると、出血して周囲にウイルスをばらまき、一気に増えてしまいます。東京駒込皮膚科クリニックでは、拡大鏡で正確に診断し、液体窒素による凍結療法を軸とした確実な治療を根気よく行います。駒込駅徒歩1分、24時間Web予約完備で通いやすい環境です。手足の治らないザラザラしたできものにお悩みの方は、巨大化して他の人にうつしてしまう前に、ぜひ当院へご相談ください。